2021年保育士試験課題曲は「あひるの行列」と「ゆりかごのうた」です。
※「ゆりかご」の漢字が難しいので、ひらがな表記しました
「あひるの行列」(保育士養成協議会の楽譜)の
- 指使い
- リズム
- マイナーコード(興味のある方へ)
について書きました。
マイナーコードがでてきますが、市販の楽譜を使うのであれば、わからなくても大丈夫です。
興味のある方に向けて、マイナーとメジャーコードを比較して簡単に説明しています。
「あひるの行列」は、初心者の方が独学だと難しいので、ピアノ教室でレッスンを受けられる事をおススメします。
目次
指使い
「あひるの行列」を弾いた時に、2小節単位で指使いを考えました。
1、2小節と5、6小節は、すんなり決まりましたが、3、4小節と7、8小節は、いくつか考えました。
3、4小節の指使いは、どの指使いをするにしても、次の小節にも関わってきます。
「弾きやすい」かどうか個人によって違うので、「どの指使いがいいのかわからない」方は、ピアノ教室でレッスンを受けるのがいいと思います。
弾くたびに違う指使いだと、弾き間違いが多くなりがち。
同じ指使いで弾けるようにしましょう。
リズム
↑「タッカのリズム」や「付点のリズム」と呼ばれています。
「あひるの行列」は、ほぼこのリズム。
↑0.75拍と0.25拍は、数えにくいので「タッカ」「パッカ」などの言葉をあてはめると、リズムがわかりやすいです。
違うリズムで弾いてしまう
初心者の方に多いのが「タッカ」を違うリズムで弾いてしまう事です。
↓よくあるのは、8分音符2つのリズムになってしまうこと。
言葉で言うと「タタ」と言います。
意外に弾いているご本人が、リズムが違っている事に気づかない場合も多いです。
自分の演奏を録音して聴いてみるといいですね。
特にリズムがとりづらいところ
特にリズムが、とりづらいところがありました。
赤丸で囲ったところです。
- 小節で言うと2、4、6小節の休符前の「タッカ」
- 歌詞で言うと「よちよちよち」の最後の「よち」
休符前の「タッカ」は弾きにくいです。
4分音符、4分休符を1拍で
「タッカ」のリズムが続く中、4分音符と4分休符がでてくるので、きちんと1拍とる事も大切ですね。
1拍を意識して弾くといいですね。
マイナーコード(興味のある方へ)
「あひるの行列」(保育士養成協議会の楽譜)は、マイナーコードがでてきます。
Dm(Dマイナー)とGm(Gマイナー)です。
興味のある方方に向けて簡単に説明します。
「コード」=和音
和音は、2つ以上の音を同時に弾く事。
メジャーコードとマイナーコード
メジャーコードは明るい感じ。マイナーコードは暗い感じ。かなりざっくりですが。
Dm(Dマイナー)とGm(Gマイナー)の音を、それぞれのメジャーコードと比較してみます。
Dm(Dマイナー)と、D(Dメジャー)
Dm(Dマイナー) | レ、ファ、ラ |
D(Dメジャー) | レ、♯ファ、ラ |
真ん中の音「ファ」が違います。
♯(シャープ)が付くとメジャー、付かないとマイナーコード。
♯(シャープ)は、半音上げて弾く事。
Gm(Gマイナー)と、G(Gメジャー)
Gm(Gマイナー) | ソ、♭シ、レ |
G(Gメジャー) | ソ、シ、レ |
真ん中の音「シ」が違います。
♭(フラット)が付くとマイナー、付かないとメジャーコード。
♭(フラット)は、半音下げて弾く事。
真ん中の音
メジャーコードか、マイナーコードかは、真ん中の音で決まります。
真ん中の音以外は、メジャーとマイナー同じ音なんです。
真ん中の音は、「暗い感じ」「明るい感じ」を決める大切な音とも言えますね。
まとめ
- 指使い
- リズム
- マイナーコード(興味のある方へ)
について書きました。
初心者の方には難しい「タッカ」のリズムも多いので、ピアノ教室でレッスンを受ける事も考えてくださいね。
それに、試験前にピアノで練習する事も大事。キーボードなどと鍵盤が違うからです。
(アップライトとグランドピアノでも違いがあります)
当教室では、都度予約レッスン(1レッスン)~月2回、月3回と回数を選んでいただけます。
レッスン時間も45分、60分と選択可能。お気軽にお問い合わせくださいね。