50代、60代の生徒さんが、レッスンでピアノのペダルを練習し始めました。
皆さん、同じ時期に。なんて偶然なのでしょう。
「ピアノのペダルは難しい」「両手でピアノを弾いて、足でペダルなんて無理」
そう思われる大人の方へ、ペダルのポイントと、のりえピアノ教室の取り組みをお伝えします。
目次
ピアノのペダル2つのポイント
ピアノのペダルは、2つのポイントがあります。
足はペダルにのせたまま
1つ目のポイントは「足はペダルにのせたまま」この事について、詳しく説明しますね。
ペダルは、ずっと踏み放しではありません。
響きに合わせて、踏み換えします。
ペダルの踏み換えって、どういう事ですか?
踏んでいたペダルを上げて、再度ペダルを踏むことです。
ペダルを踏み換える時は、床に踵をつけて足はペダルにのせたまま。足を浮かしたり、離したりしません。
車の運転をイメージしてみてくださいね。
足はのせたまま操作しますよね。踵も付けたまま。
ピアノのペダルも同じです。
ペダルを離す時はどうするの?
ピアノのペダルを離す時はどうするの?
その場合は、ペダルのバネの力を利用します。
足をのせたまま、足の力を抜くと自然とペダルが上がります。
踵は付けたまま、行ってくださいね。
前出と同じく、車の運転を思いだしていただくと、わかりやすいです。
ピアノで音を弾いた直後にペダルを踏む
もう1つのポイントは「ピアノで音を弾いた直後にペダルを踏む」という事です。
こちらも説明しますね。
ピアノで音を弾いたと同時にペダルを踏むと、響かないです。ペダルの力が発揮できません。
音を弾いた直後にペダルを踏むと、美しく響きます。
「直後に踏む」は、間髪入れずという感じです。
言葉で説明するのは難しいですよね。
わかりづらい!
長男に言われました(笑)
詳しく知りたい方にむけて、教室で使っている教本を紹介します。
ピアノレッスンで行っているペダルの練習
ピアノレッスンでは、教本を使ってレッスンをしています。大人の生徒さん一人一人に応じて、必要なところを使っています。
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毎回のレッスンでペダルの練習をするようにしていますよ。
少しずつ慣れていただければいいなぁと思っています。
最初は難しく感じるかもしれませんが、ペダルを習得できれば、更に素敵な響きでピアノが弾けるようになります。
焦らず、無理せず、ペダルの練習をしていきましょうね。