1,2,3の番号つき布のかご

「4分の3拍子」の曲について、「楽譜は簡単そうでも、ピアノで弾くと弾きづらい」とおっしゃる初心者の方が結構います。

本日のブログは、「4分の3拍子」の曲の練習方法について、書いていきます。
※「4分の3拍子」とは、1小節に4分音符が3つ入る拍子です。1小節が3拍となります。

「4分の3拍子」の曲から練習する

数曲同時に練習される方は、「4分の3拍子」の曲があれば、まずはそちらから練習してみてください。
※「4分の3拍子」を省略して、3拍子とも記します。

初心者の楽譜に多い「4分の4拍子」の後に、3拍子の曲を弾くと、4拍子になってしまう方もいます。
曲を弾く前に拍子の確認をするといいですね。「4分の3拍子」だゾ!と自分に言い聞かせてみてください。

歌いながら手をたたく

それでも「4分の3拍子」の曲が弾けない場合は「歌いながら手をたたく」方法をおススメします。

ピアノを弾かず、曲のメロディを口ずさみながら、手で3拍子をたたく方法です。手で3拍子をたたくとは、タン、タン、タンと打つことです。その時に、1拍目を少し意識すると3拍子がイメージしやすいでしょう。

ピアノで練習

次はピアノで練習します。いきなり両手で練習するのは、難しい場合があります。初心者の方は、片手ずつの練習をおススメします。

右手、左手が弾けるようになったら、両手で弾いてみましょう。
それでも「両手で弾けない」場合の練習方法をご紹介します。

左手の楽譜を弾いて、メロディを口ずさむ

まずは、左手の楽譜をピアノで弾きながら、メロディを口ずさんでみましょう。左手だけ弾いて、右手はお休みです。

楽譜通りに左手が弾けない場合は、小節の最初の1音でもOKです。できるようになったら、楽譜通りに左手を弾いてみましょう。

右手の楽譜を弾いて、左手の楽譜をリズム打ち

次は、右手の楽譜を弾いて、左手の楽譜をリズム打ちをしましょう。右手はピアノを弾きます。左手は、楽譜通りのリズムで、太もも辺りを軽くたたいてみましょう。

楽譜通りに左手のリズム打ちが難しい場合は、小節の最初の1音から試してくださいね。できるようになったら、楽譜通りのリズムにチャレンジ。

まとめ

「左手の楽譜を弾いて、メロディを口ずさむ」「右手の楽譜を弾いて、左手の楽譜をリズム打ち」は、できる方から、試してくださいね。

3拍子だけでなく、他の拍子でも使える練習方法です。

ピアノの練習は、ピアノを弾く事。
でも、新しい曲の練習は、弾く前に楽譜を「見る」事も大切です。拍子、リズム、指番号など確認してから、弾き始めても遅くありません。

曲の構成もわかりますね。
「曲の最初と終わりの部分が似てる」事がわかれば、「違う部分」を見つけ、後は同じですから、譜読みも少し楽になります。