現役の保育士さんのレッスンでは「園児を意識してピアノを練習するといいですよ」とお伝えしています。
今回の記事は、その第二弾。「一定のテンポで弾く」についての記事となります。
目次
ピアノを「一定のテンポで弾く」理由
現役の保育士さんは、弾き歌いを意識して、ピアノ練習している方が多いです。
ピアノを弾きながら歌う事が、弾き歌い。
園児は、保育士さんのピアノに合わせて歌います。ピアノの演奏が、速くなったり、遅くなると歌いにくいですよね。
弾き歌いをする時は、ある程度、一定のテンポでピアノを弾く事が大事です。
メトロノームを使う
ピアノを「一定のテンポで弾く」為に、どんな練習をすればいいのでしょうか。
メトロノームを使うことをおすすめしています。
初心者(未経験)の方は、ピアノを弾くのに精一杯で「とてもメトロノームに合わせるなんて」と思う方もいるかもしれません。
まずは、片手でもいいのでチャレンジしてみてください。
ピアノを始めてすぐに
「ピアノに慣れてから」「もう少し弾けるようになってから」メトロノームを使おうと考えていると、慣れるのに苦戦する場合もあります。
ピアノを始めて「すぐに」がおすすめです。
自分の思っているテンポだけでピアノを弾いているより、メトロノームに合わせる事に慣れておけば、園児の歌にも合わせやすくなります。
メトロノームの種類
レッスンでは、昔ながらのメトロノームを使っていますので、ご紹介します。
振り子式のメトロノームです。
振り子式メトロノーム
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教室で使っているのは、ゼンマイで動くこのタイプ。長く使っていますよ。水平に置くのがポイントです。
電子式のメトロノームもあるので、こちらもご紹介します。
電子式メトロノーム
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電子式のメトロノームは使った事がないですが、小ぶりで持ち運べるのが便利そうですね。
電子式の物は、スリムタイプ、クリップ式などいろいろあります。
メトロノームが苦手の方
「メトロノームがいいのはわかるけど苦手」な方もいますよね。
そういう方は、曲の中で「よく間違えるところ」を練習して、間違えないようにする、当たり前の事ですが、テンポを一定に保つには大事です。
メトロノームが苦手な方は、私が手を叩き、そのリズムに合わせてピアノを弾いてもらいます。
まとめ
現役の保育士さんのピアノレッスンに、メトロノームをおすすめしました。
一定のテンポでピアノ弾くのに、とても役立ちます。
メトロノームが苦手の方は、講師の手打ちに合わせてピアノを弾く事もしています。