現役の保育士さんが、体験レッスンにお越しくださいました。
体験レッスン後にご入会いただきました。
ありがとうございます。ご縁に感謝いたします。
目次
「ピアノが全く弾けません」
お問い合わせの際に「ピアノが全く弾けません」とメールをいただきました。
現役の保育士の方が「ピアノが弾けない」って、どういう事?と思う方もいらっしゃるでしょう。
保育士の資格を取得する方法について、お伝えする事から始めますね。
保育士資格を取る方法
保育士資格を取る方法 は、大きく分けて2つあります。
一つ目は、保育士資格の取れる学校へ通い、必要な単位を取得し、卒業する。
2つ目は、全国保育士養成協議会が行っている「保育士試験」に合格する。
保育士資格の取れる学校を卒業
保育士資格の取れる学校は、専門学校、短大、4年制大学などがあります。
「ピアノ」の授業もあります。
単位をきちんと取り卒業すれば、保育士資格が取得できます。
「保育士試験」に合格
「保育士試験」は、筆記試験と実技試験があります。
筆記試験は8科目(合格した科目は、合格した年から3年有効)
全て合格すると、実技試験へ進めます。
実技試験は「音楽に関する技術」「造形に関する技術」「言語に関する技術」の中から2つ選び、合格すれば保育士資格が取れます。
実技試験で「音楽に関する技術」を選択しない場合は、ピアノの試験がありません。
「音楽に関する技術」
幼児に歌って聴かせることを想定して、課題曲の両方を弾き歌いする。「造形に関する技術」
保育士の一場面を絵画で表現する。「言語に関する技術」
「令和3年保育士試験 前期用 保育士試験の手引き」より引用
3歳児クラスの子どもに「3分間のお話」をすることを想定し、1~4のお話のうち一つを選択し、子どもが集中して聴けるようなお話を行う。
「将来の為にピアノを習う」
本日ご入会の方は、保育士試験を受験された方。
「音楽に関する技術」を選択されず、ピアノと縁がありませんでした。
その方が「将来の為にピアノを習う」「これからもずっと保育士を続けていきたい」とおっしゃっていました。
8教科の筆記試験と2つの実技試験に合格して手にした「保育士資格」
時間もかかったでしょう。すごく努力もされたと思います。
「保育士をずっと続ける」ために、今はピアノに向かって進んでいらっしゃる、すごく前向きな方です。
思い立ってすぐに行動、なかなかできない事ですよね。
レッスンでは、ピアノ、楽典、コードも合わせて、ご指導させていただきます。
まとめ
「ずっと保育士を続けたい」現役の保育士さんは、 「ピアノは弾けた方がいい」という事ですね。
初心者の方の独学は遠回りになる事も。
たくさんの教本の中から自分に合う物を探すのさえ、すごく大変です。
ご入会の方もご自身で教本を探されたようですが、「どれを選んでいいのか、全くわかりませんでした」とおっしゃっていました。
お仕事をしながら、ピアノレッスンをするのは簡単ではありません。
でも、ピアノに自信がないと悩んでいても解決はしませんよね。