先日、50代の方が体験レッスンにいらしてくださり、ご入会していただきました。ご縁に感謝します。
「ヘ音記号の音符が読めません」とおっしゃっていました。
ヘ音記号は、左手でよく使われます。
ト音記号と読み方が違うので、初心者の方でヘ音記号が「苦手」とおっしゃる方が多いです。
※ヘ音記号は↓
目次
体験レッスン
体験レッスンでは、入門用教材の中の1曲をレッスンしました。
とてもきれいな手の形で、音が柔らかく素敵な響き。
ご経験が何年かあり、大人になってからも数年習っていらしたそうです。
音符が読めない理由
以前、習っていた教室では「弾きたい曲」をメインに練習して、音符の読み方などのレッスンは無かったようです。
ヘ音記号が苦手のままになってしまったのでしょうね。
ピアノ教室に通えなくなっても、大人の方が一人でピアノを楽しめる
ピアノ教室に通っていたのに、ヘ音記号が読めないままというのは、とても残念です。
左手の楽譜はヘ音記号がほとんどなので、ヘ音記号が読めないと両手演奏ができません。
のりえピアノ教室では、通って数年の生徒さんが「ヘ音記号が読めない」は考えられない事です。
当教室が大切にしていること
当教室で大切にしていることは「ピアノ教室に通えなくなっても、大人の方が一人でピアノを楽しめる」こと。
「楽譜が読める」は基本中の基本と考えています。
その他に
- 自宅での練習方法をお伝えする事
- 音符の長さやリズム、拍子など音楽の基礎の習得
- ピアノを弾く際の手のフォーム、椅子に座る位置や高さ等の弾く環境の整え方のご指導
などを大切にレッスンを行っています。
初心者の方の「好きな曲」だけレッスン
初心者(未経験)の方が「好きな曲」だけでレッスンをする事を、おすすめしていません。
入門用教材で、「学んでいただきたい」事を効率よく習得し、指の強化を図る教材で、指をよく動くように、レッスンを行っています。
レッスンを進めていくなかで、「好きな曲」を併用する場合もありますが、教材を丁寧に練習される方が多いです。
まずは、「好きな曲」が弾けるようになる事を目標に、レッスンを進めています。
ご入会後の初教材は、大人の方がよく知っている曲が多く載っている物を使う事が多いです。
解説も丁寧で、「1曲弾けた」という満足感も持っていただける教材です。
まとめ
ピアノレッスンでは、大人の方の可能性を常々感じています。
レッスンを進めていくと、皆さんの上達がすごくてビックリする事が多いです。
ご自身の考えで「ピアノを習い始めた」ので、「ピアノへの思い」も揺らがないのでしょうね。
その思いを何より大切にしたいです。
「ピアノ教室に通えなくなっても一人でピアノを楽しめる」力を身に付けていただけるように、日々レッスンしています。