バスのおもちゃが砂の上にある

本日のブログは、保育士試験の課題曲「バスごっこ」について書きます。
※全国保育士養成協議会から発表された楽譜についての見解です。

ヘ長調の曲

「バスごっこ」は、ヘ長調の曲です。
ヘ長調とは、ヘ(ファ)音を主音とする長調です。シの音が、フラット(♭)になります。
フラット(♭)は、半音下げるという意味です。

「バスごっこ」にでてくるシの音は、全て半音下げて弾きます。シの音を半音下げると黒鍵となります。

楽譜にでてくるのは、「おとなりへ~♪」(5小節と7小節)と「おわりの♪」(9小節)の部分。
特に、「おとなりへ~♪」(5小節と7小節)は、弾きづらい~
この曲で、一番弾づらいと感じました。

未経験、初心者の方が、この部分だけをガムシャラに練習すると疲れやすいので、注意しましょう。
鍵盤のどのあたりを弾くと、少しでも楽に弾けるか考えてみましょう。

同じ音の連打が多い

「バスごっこ」は、同じ音の連打が多い曲です。
ピアノで弾く時は、同じ音の連打でも、歌詞は同じ言葉を歌うわけではありません。
そういう場合意外に歌いづらいです。

弾き歌いなので当然ですが、歌の練習も大事ですね。

小節途中の休符

「おおがたバスにのってます~♪」1小節目の歌詞ですが、「バス」の後に「8分休符」が入ります。
3小節目にも休符が入ります。

小節途中の「8分休符」、ちょっと曲者です(笑)
強く意識すると、次の音や小節にスムースにつながらない、少しテンポが崩れやすい事もあり得ます。

全く無視するのも考えもの、「8分休符」の存在を忘れない事から始めましょう。

曲のテンポ

私が持っている「バスごっこ」の楽譜のテンポは「アレグロ」
「アレグロ」は「速く弾く」という意味です。
メトロノームで「アレグロ」を見ると、かなり幅があります。幅があっても、決して遅くはないですが。

未経験、初心者の方が、いきなり「アレグロ」で弾こうとしても、かなり難しいです。
まずは、一定のテンポで弾ける事を目指しましょう。

ただ、「遅い曲」ではない事は知っておきましょう。
少しずつでも、テンポアップできるといいですね。テンポは、あまりにもかけ離れ過ぎない方がいいです。

運指(指のつかい方)

「バスごっこ」に限らず、ピアノを弾く時の運指が適切であれば、弾きやすいし、変なところで音が途切れないです。
「適切な運指」は、人によって多少違いはありますが、「どんぐりころころ」と「バスごっこ」は、人によっての違いが考えられるのは、少ないですね。

一番よくないのは、弾く度に運指が変わること。同じ指つかいで弾くようにしましょう。

早めの対策を

当教室には、「保育士・幼稚園教諭を目指すコース」があります。保育士試験の筆記試験・実技試験対策も行っています。
ただ、試験直前に全く弾けない方のご指導は難しいです。早めの対策をお考え下さいね。

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