保育士試験を受ける方へ向けての記事となります。
実技試験の「音楽表現」課題曲2曲が発表されましたね。「どんぐりころころ」と「バスごっこ」の2曲。
本日は「どんぐりころころ」についても書いています。
※全国保育士養成協議会から発表された楽譜についての見解です。
目次
平成31年保育士試験日程
保育士試験は、1年に2回開催されます。前期試験と後期試験となります。筆記試験に合格した方が、実技試験に進めます。
前期試験日程
筆記試験:平成31年4月20日(土)、21日(日)
実技試験:平成31年6月30日(日)
後期試験日程
筆記試験:平成31年10月19日(土)、20日(日)
実技試験:平成31年12月8日(日)
平成31年実技試験 音楽表現課題曲
実技試験の音楽表現は、弾き歌いの試験です。課題曲は下記の2曲です。
どんぐりころころ | 作詞:青木存義 作曲:梁田貞 |
バスごっこ | 作詞:香山美子 作曲:湯山昭 |
- ピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかで演奏すること。(楽譜の持ち込み可)
- ピアノの伴奏には市販の楽譜を用いるか、添付楽譜のコードネームを参照して編曲したものを用いる。
- ギター、アコーディオンで伴奏する場合には、添付楽譜のコードネームを尊重して演奏すること。
- いずれの楽器とも、前奏・後奏を付けてもよい。歌詞は1番のみとする。移調してもよい。
一般財団法人 全国保育士養成協議会 「 平成30年実技試験の手引き」(http://www.hoyokyo.or.jp/exam/pasttest/34.html)より引用)
「どんぐりころころ」について
皆さんがご存じの曲ですよね。小さい頃、よく歌いました。
歌詞に注意
曲の歌い始めの歌詞は「どんぐりころころ、どんぶりこ~♪」
この部分を「どんぐりころころ、どんぐりこ~♪」と覚えている方がいるかも・・・要チェックですね。
曲のテンポ
「どんぐりころころ」の課題曲の楽譜には、曲のテンポの指示はありません。では、どのくらいの速さで弾けばいいのでしょうか?実際に弾けるかどうかより、まずは「知る」事から始めましょう。
課題曲と同じ楽譜の場合、「1分間に4分音符が、60個入る速さ」(♩=60)の表記が多いです。このテンポだと、ゆっくりした曲をイメージしますよね。
でも、メトロノームをこのテンポに合わせて、ピアノを弾くと意外に速いです。
「意外に速い」理由は2つあります。
- 4分の2拍子である。(1小節に4分音符が2つ入る拍子)
- 短い音符が多い。(16部音符と8部音符の曲)
1小節が2拍しかなく、1拍の中に短い音符が入っています。短い音符が多ければ、音符の数も増えます。ちょっと忙しい曲になるわけです。
一定のテンポで最後まで弾く
保育士試験の「弾き歌い」は、園児と一緒に歌う事を想定しています。曲中でテンポが変わると、園児は歌えません。大切な事は、最後まで一定のテンポで、ピアノを弾く事です。
まずは、一定のテンポで最後まで弾けるようにする。
それから、適切なテンポに近づけるように練習しましょう。
保育士・幼稚園教諭を目指すレッスン
当教室では、「保育士・幼稚園教諭を目指すピアノレッスン」コースがあります。
- 定期レッスン(曜日・時間固定)
- 追加レッスン(定期レッスン受講の方対象)
- その都度予約レッスン(1レッスン)
3つの中から選択できます。保育士試験を受験する方の筆記試験・実技試験対策も行っています。
課題曲の楽譜のご相談、課題曲の仕上がりチェック、筆記試験の疑問点など、お気軽にご相談ください。