ノートと手帳が机の上に

保育士を目指す高校生の方がご入会。2回目のレッスンで両手にチャレンジしました。

生徒さんの感想

「ピアノが両手で弾けて嬉しい」「45分レッスンが短く感じます」そんなご感想でした。2回目のレッスンで1曲弾けたのですから、うれしいですよね。

でも、未経験の方でも意外に早く両手で弾けるんですよ。(年齢に関係なく)

ずっと、ピアノが習いたかったそうです。その思いを大事にしますね。

メイン教材はバイエル

高校生の方は、保育士免許が取得できる専門学校へ進学予定。専門学校のメイン教材は、バイエルなので、レッスンでも使用します。

「バイエルって何ですか」生徒さんから質問を受けました。

1851年頃初版のピアノ教則本です。全部で106曲。作曲者がバイエルです。保育士を目指す方の大学・専門学校などでは、よく使われています。

バイエルの曲はタイトルがなく、練習曲なので、モチベーションを保つのが難しい場合もあります。でも、学校で使うのであれば、入学前に少しでも進めておきたいですね。

譜読みドリルを自宅学習

「ヘ音記号の音がわからない」生徒さんに、譜読みドリルを用意しました。

自宅で、自分のペースで進めていただき、レッスンで確認します。レッスンは2回目ですが、かなりの効果を感じています。

最初は「譜読み1」を使用していましたが、もう少し難しくても大丈夫と判断して「譜読み2」にレベルアップしました。

ト音記号・ヘ音記号に分かれていて、五線に様々な音が載っています。その音を読みます。答えもあるので、自宅学習に向いていますね。

1巡目はノートに答えを書いて、少なくても2巡くらいは使いたいですね。

クラシックでない曲集を併用

保育士は言えば童謡ですね、童謡は、リズムが難しい曲が多いです。簡単アレンジの童謡集もありますが、まずはピアノに慣れてほしいと思いました。

ヘ音記号とリズムを習得できて、生徒さんがご存じの曲も載っている曲集をサブテキストに選びました。クラシックでない曲集です。

生徒さんが弾きたい曲も入っています。ピアノに対するモチベーションが保てるといいな~と思います。

リズム・楽典の基礎が学べる音楽ドリル

リズム・楽典の基礎が学べる音楽ドリルも、お渡ししました。少しずつ進めていきます。

リズムがわからないと、自分の力で楽譜を読めません。ピアノ導入時期から、リズムの勉強を取り入れています。

楽典の基礎知識もリズムと同じくらい大事です。2巻ある音楽ドリルを高校卒業までに終わらせたいですね。

月3回レッスンがおススメ

生徒さんは、月3回レッスンです。保育士・幼稚園教諭を目指す方は、月3回レッスンがおススメです。

経験者の方でも伴奏付け、コードも習得したいとなれば、月2回レッスンより3回をおススメします。