「ピアノで部分練習をしたのに、曲がつながらない」

楽譜と百合

寒い日が続きますね。レッスンでも最初の挨拶が「寒いですね~」が多くなりました。

今日のブログは、大人の生徒さんがレッスンで言われた事に対して書いていきます。
「部分練習をしたのに、曲がつながらない」生徒さんは、そうおっしゃいました。

部分練習

ピアノで曲を弾いている時、弾きにくく感じたり、よく間違えたりする箇所がありますよね。
そういう場合「部分練習」をおススメします。苦手な箇所を何度か繰り返し練習する事です。

そして、上達したら、その前後をつなげて弾けるようにします。苦手な箇所から、少し広げて練習するわけですね。苦手部分プラス前後の部分を練習するのは、意外に大事!

最終的には、1曲通して練習する事も大切です。部分練習だけでは「曲がつながらない」になりやすいです。

4小節単位にとらわれない

ピアノの楽譜は、4小節で1段となっています。4小節が4、5段あるのが初心者用の楽譜(1ページ)です。

曲を少しずつ練習しようと考えている方の中には、4小節単位で練習される方もいらっしゃるでしょう。
曲の区切りも良かったりしますから、練習しやすいですよね。

でも、1段目から2段目、2段目から3段目というように、楽譜は必ず段をまたぎます。
段をまたぐ事がうまくいかず、止まってしまう方もいます。
「曲がつながらない」原因の一つです。

解決方法として、4小節プラス次の段の1音までを弾く事をおススメします。
「次の段の1音」と決めず、もう少し長く弾くのもアリです。

例えば
4小節の練習→5小節の練習
8小節の練習→9小節の練習
などのように、次の段にまたいで練習することで、目が「段をまたぐ事」に慣れてきます。

リピートも同じ考え方で

リピート記号は「繰り返して弾く」という意味です。リピート開始のところに、目を戻さなければなりません。すぐに反応できず、手が止まりやすいですね。

リピートのところで区切らずに、リピート先までを弾くようにすると、スムーズに弾けるようになるでしょう。「段をまたいで練習する」と同じ考え方で、目を慣らしておくと良いでしょう。

小節移動のある他の音楽記号(ダ・カーポ、ダル・セーニョなど)でも、同じです。

※ダ・カーポ(曲の始めに戻る)
※ダル・セーニョ(曲中のセーニョ記号に戻る)

1曲通してスムーズに弾く事は簡単ではない

1曲通してスムーズに弾く事は、簡単ではないです。
1回も止まらないで弾く事ができたら、すごく嬉しい~心の中で、ガッツポーズします!
なかなか難しいですよね。

そこまでいかなくても、少しでもミスが減ったら、練習してよかったと思えます。
そのためには、生徒さんに、練習の仕方を伝える事がとても大事。
講師の大切な役目です。