60代の生徒さんが弾きたい曲は、16分音符と8分音符が組み合わさっています。
「リズムが難しい」ので、少し諦め気味の生徒さん。
弾きたい曲にはチャレンジしていただきたいので、練習方法をお伝えしました。
目次
「どんぐりころころ」
童謡の「どんぐりころころ」も16分音符と8分音符の曲です。
小さい頃から慣れ親しんでいるメロディーなので、ほとんどの方が歌えます。
でも、保育園や幼稚園て歌わず、今のように認知されていなければ、簡単と言えない曲。
簡単でない理由の一つが、16分音符と8分音符の組み合わせにあります。
16分音符は0.25拍、8分音符は0.5拍の長さ。特に0.25拍は、イメージしにくいですよね。
「リズムが難しい」と感じやすい曲です。
リズムが難しい曲の練習方法
音符の長さを2倍する
16分音符のように短い拍が多く、リズムが難しい場合、音符の長さを2倍するとわかりやすくなります。
2倍するとは?
16分音符(0.25拍)を2倍して8分音符(0.5拍)
8分音符(0.5拍)を2倍して4分音符(1拍)となります。
つまり、8分音符(0.5拍)と4分音符(1拍)の楽譜にするわけです。
リズムがイメージしやすくなりますね。
楽譜のリズムを確認
次は、音符を2倍した楽譜のリズムを考えてみましょう。
8分音符は「タ」4分音符は「タン」にして、「タ」と「タン」で楽譜を読んでいきます。
声にだすと、よりわかりやすいですよ。
曲をゆっくり弾く事と同じ
全ての音符を等しく2倍しているので、曲をゆっくり弾いた感じになります。
テンポを2倍上げれば、元の楽譜になります。
テンポを上げるのが難しいようであれば、弾けるテンポでOK!な当教室です。
まとめ
この練習方法は、短い音符が多い楽譜に有効です。
4分音符がメインだったり、2分音符がたくさんでてくる楽譜の場合、2倍すると長くなりすぎて拍がとりにくい場合もあります。