付点の音符とは、「付点4分音符」「付点2分音符」「付点8分音符」などの音符です。
それぞれの音符に点が付いています。
付点の音符の拍(長さ)を間違う方が少なくないので、このブログで説明します。
目次
付点の音符の拍(長さ)
付点の音符の拍(長さ)は、「付点」が付くと拍はどうなるかを憶えるといいですよ。
付点がつくと
もとの音符の半分の拍(長さ)を足します。
もとの音符の拍+もとの音符の半分の拍=付点の音符の拍
【例】「付点4分音符」で考えてみましょう。
付点4分音符から「点」を取ると
4分音符になる
「4分音符」をもとの音符と考える
「4分音符」を、もとの音符と考えます。「4分音符」は1拍の長さです。
もとの音符【1拍】+もとの音符の半分【0.5拍】=1.5拍
付点4分音符の拍は1.5拍となります。
付点2分音符の拍
付点2分音符の拍も考えてみましょう。
付点2分音符から「点」を取ると、2分音符になります。
2分音符は「2拍」
「付点」は、もとの音符の半分を足すので、2拍の半分の「1拍」を足します。
2拍+1拍=3拍となります。付点2分音符は「3拍」です。
「2.5拍」と勘違いする方も多いので「付点」の意味を間違えないようにしましょう。
付点8分音符の拍
付点8分音符から「点」を取ると
8分音符になる
「8分音符」をもとの音符と考える
もとの音符「8分音符」は【0.5拍】+もとの音符の半分【0.25拍】=【0.75拍】
「付点8分音符」は、0.75拍となります。
まとめ
付点の音符の拍(長さ)について説明しました。
「付点4分音符」は、1.5拍
「付点2分音符」は、3拍。
「付点8分音符」は、0.75拍。
「付点」の意味を憶えれば、勘違いも少なくなりますよ。
拍は少数の他に、分数で表す事もあります。