何十年も前の話しです。会社員の頃の事です。
会社に慣れた頃に、以前から興味のあったエレクトーンを習い始めました。
ピアノはずっと習っていたので、エレクトーンとの掛け持ちです。
目次
エレクトーン挫折
「将来、ピアノとエレクトーンを教えたい」将来というのは、結婚して子供を産んで、落ち着いた頃をイメージ。
当時、結婚の予定は全くなかったですが(笑)
でも、先生との相性っていうのでしょうか?合わないのかな?と早い段階で思ってしまい、結局、挫折…
購入したエレクトーンは数年後処分。型が古くなったし、弾かないし…場所をとるので解体しました。
レッスンが苦痛
「ピアノの弾き方で、エレクトーンを弾いてはダメ」とエレクトーンのレッスンで注意を受けていました。
エレクトーンは電子オルガンなので、軽いタッチで音がでます。一方ピアノは鍵盤を下まで押して弾きます。
幼少からピアノを習っているので、どうしても軽いタッチで弾く事ができません。
かなり意識して自宅練習しましたが、レッスンでは叱られてしまいます。
徐々に先生の叱り方が感情的に…
「ピアノが弾けると思って……」と言われるようになりました。レッスンが苦痛に。
「ピアノの弾き方まで変わってしまうかも」という気持ちもあり、数か月頑張ったのですが結局辞めました。
ふとした瞬間に思い出す
当時の先生は、出来の悪い生徒(私)にイライラして、つい出た言葉だったかもしれません。
でも、言われた側は覚えているんですよね。
当教室の生徒さんにも、以前のピアノの先生に対して良く思っていない方がいます。
「思い出すと不愉快です」そうおっしゃいます。やはり忘れる事は、なかなか難しいですね。
ふとした瞬間に思い出すもの。
ピアノ教室に生かす
ピアノ教室を開講した時「指導の仕方でピアノを嫌いにさせない。感情的な指導はしない」と心に誓いました。
当時の思いを、現在のピアノ教室運営に生かしています。