本日は、保育士を目指している大学生の方のレッスンがありました。
幼稚園実習が目前ですので、課題曲を集中してレッスンしています。
ご入会いただいて間もないのですが、すごく上達を感じた本日のレッスン。
体験レッスンで課題曲を弾いていただいた時は、「実習までに間に合うかな」ちょっと心配でした。
目次
生徒さんが上達した2つ理由
生徒さんが上達した理由は2つあります。
一生懸命練習
一つ目の理由は、生徒さんが一生懸命練習したから。
練習せずに上達はありませんよね。ご入会いただいてから、よくがんばられたと思います。
「指の動きをよくする」教本
もう一つの理由は「指の動きをよくする教本」をレッスンで取り入れたからです。
指が動かないまま練習に励んでも、なかなか結果がでないもの。
指の動きがよいと、音の外しも少なくなり、音の粒も揃ってきれいな音がでるようになります。
「指の動きをよくする」教本は、とても大事です。レベルに合ったものを選ぶ事が大切ですよ。
独学
当教室に入会するまで、生徒さんは独学でピアノを練習をされていました。
大学でのピアノの課題にも、なんとか合格はしていたものの音符が読めない状態での独学。
ピアノの基礎がないまま、動画などを参考に練習をしていたそうです。
幼稚園実習を前に当教室にご入会。
課題曲は、初心者の方には難しいレベル。独学に限界を感じてご入会いただいたようです。
初心者の方で保育士を目指す場合、独学は難しいです。
独学初心者の方が練習しても上達しない理由
独学で初心者の方が、実習の課題曲だけを練習しても上達しないのは、指の動きがよくないまま、レベルに合わない課題曲を練習しているからです。
基礎力がないまま、レベルの高いものを練習しているという事です。
独学で初心者の方は、ピアノの練習の進め方がわからない、合っていないという事が上達を難しくしています。
大学の授業で「バイエル」の課題を「なんとなく弾けてるような気がする」というレベルの場合、基礎力がついたとは言えないんですね。
保育士のピアノレッスン
確実に上達を目指すのであれば、ピアノ教室に相談するのが一番です。
ピアノ教室では、その方に合った難易度の教本などを使い、ピアノの上達を目指します。
保育士を目指す方には、適した教本を使います。
いきなり難しい曲を練習する事はありません。
レッスンでは「指を動かしやすくする」ピアノ教本を使い、指の動きをスムーズにしつつ、練習曲なども進めていきます。
テキストや曲集など複数使い、その方が無理なく上達するように考えます。
まとめ
本日のレッスンは、生徒さんの笑顔が見られるし、上達も感じられるしで、とても嬉しいレッスンでした。
アドバイスをきちんと聞いてくださる生徒さんの素直な心、宿題をきちんとやり遂げる努力、それらの賜物です。
実習が終わったら「音楽の基礎知識」「ピアノの基礎力を上げるレッスン」「スムーズに動く指」を目指してピアノレッスンを進めていきます。