介護施設で働いている生徒さんが、職場でピアノを弾く事になりました。入居の方の歌の伴奏です。ピアノ歴は、3年ほど。
現在、レッスンで練習しています。
伴奏の主役は歌!いかに気持ちよく歌ってもらえるか、が大事です。そのためには、楽譜選びがポイント!
ピアノ歴が短い方が、伴奏をする場合の楽譜選びの記事です。
目次
ピアノを習っている方は先生に相談
ピアノを習っている方は、先生に相談するのが一番。ピアノ歴が短い方は、自分に合う楽譜を選ぶのが、難しいからです。
最近は本屋でピアノ曲集が売っています。
「簡単」と書いてあるので「簡単」じゃないですか?
曲集について、生徒さんが店員に聞いた時の答えです。納得した生徒さんは、曲集を購入。弾いてみたところ、難しくて無理だったそうです。
本屋の店員に聞いても、曲集の難易度は、わかりませんからね~ピアノの事は、ピアノの先生に相談してくださいね。
独学の方
ピアノを習っていない方もいらっしゃるでしょう。習っていても相談しにくい~という方もいらっしゃるかもしれません。
そういう方、独学の方へのアドバイスです。
歌える音域か確認する
歌の伴奏であれば、歌える音域の楽譜かどうか、確認する必要があります。
例:瀬戸の花嫁
「瀬戸の花嫁」(小柳ルミ子)を例とします。
1曲ずつ買える「ヤマハプリント楽譜」で楽譜を購入する事にしました。サイトを見ると、色々な楽譜があります。
「初級」だけでもいくつかの楽譜があります。「ぷりんと楽譜」は、楽譜を少し見る事ができるので便利。楽譜を確認すると、2種類の楽譜があります。
- 高い「レ」から始まる楽譜
- 真ん中の「ミ」から始まる楽譜
真ん中の「ミ」から始まる楽譜の方が、歌の伴奏に適していますね。高い「レ」だと、声がでない~になります。
「瀬戸の花嫁」の場合、最初の音から上がります。高い「レ」より、高い音がでてきます。歌える音域ではないですね。
ソロ演奏の時とは、楽譜選びが違います。「歌える音域」かどうか、確認しましょう。
「簡単」「初心者用」は、あてにならない事も
先に書いた生徒さんが購入した楽譜にも「簡単」と書いてあったわけですが、「簡単じゃなかった」という事、よくあります。
「簡単」「初心者用」は、あてにならない事も多いです。表紙の言葉だけで選ばない方がいいですよ。
生徒さんから同じような話を、結構聞きます。生徒さんの曲集を選ぶ時も、よく感じます。
余裕をもって弾ける楽譜
歌を聞きながら(歌いながら)、ピアノを弾くので、余裕を持って弾ける楽譜をおススメします。
選んだ楽譜が弾けるまでにかかる時間を考えて、練習を始める必要がありますね。
「楽譜も時間も余裕がある」のが一番です。
まとめ
「楽譜の中身を見ても判断できない」「練習の仕方がわからない」など、お困りの方は、1レッスン対応している当教室へご相談ください。
お仕事で必要な場合、1レッスンでお受けしています。
「保育士・幼稚園教諭を目指すピアノレッスン」でお受けいたします。