大人の方の再開ピアノレッスンについてのブログです。
大人の生徒Aさんのレッスンで使っている曲集をご紹介しながら、レッスンの内容をお伝えします。
Aさんは、
- 高校生頃までピアノを習っていた
- 当教室入会前に1年程、職場近くのピアノ教室で習っていた
方です。
目次
2冊の教本と1冊の曲集
大人の生徒Aさんは、2冊の教本と1冊の曲集でレッスンを進めています。
再開される方が、必ず3冊使うわけではありません。生徒さんと相談しながら決めます。
3冊を弾いていただく順番は、「指の動きをよくする教本」次に「メイン教本」そして「曲集」です。
2冊の教本は、関連記事でご紹介しています。
本日のブログでは、ピアノ曲集をご紹介します。
「おとなのバイエル併用曲集」
大人の生徒Aさんが使っている曲集は「おとなのバイエル併用曲集」です。
(画像、青いテキストはアマゾンへリンク)
やさしく弾ける おとなのバイエル併用曲集「おとなのバイエル併用曲集」の画像補足説明:白い部分が同化して見えていません。
「おとなのバイエル併用曲集」の特長
「おとなのバイエル併用曲集」の特長を紹介します。(本書の「はじめに」のページから引用)
1.5指から始まる導入レベルにも、無理のない範囲での曲目、リズム等を用いることで、プラス・アルファの充実感が得られるように。
2.やさしいアレンジで、バイエル・レベルでも名曲を自分のレパートリーにできるように。
3.ジャンルを超えた選曲により、幅広い音楽に触れることで、表現の幅を広げられるように。
4.曲集中ペダルを使用することで、表現上の効果があると思われる曲目には、指示を入れています。絶対的なものではないにで、ひとつの参考例として、それぞれのレベルに応じて使用して下さい。
「おとなのバイエル併用曲集」はじめにから引用
導入レベルの方(ピアノ未経験の方や音符が読めない方)だと、難しく感じると思います。
単音の伴奏が少ないからです。
曲の解説や弾き方の説明はなく、楽譜だけの曲集です。
ペダルの指示はありますが、ペダルの踏み方の説明はありません。
「ペダルはどのように踏むの?」と思う独学の方だと、別で学ぶなどが必要ですね。
ピアノ講師がいれば「ペダルの踏み方」は、ご指導できますのご安心ください。
「おとなのバイエル併用曲集」を選んだ理由
大人の生徒Aさんの曲集で「おとなのバイエル併用曲集」を選んだ理由が2つあります。
1.他の教本とのバランス
「おとなのバイエル併用曲集」は、Aさんにとっては余裕がある曲集です。
メインの教本が、♯(シャープ)や♭(フラット)の数が多いので、曲集は余裕があった方がいいという考えで選びました。
2.ペダルの練習を進めるために
ペダルの指示のある曲は多くありません。
指示のない曲でも必要に応じて、ペダルを付ける練習をしていただくつもりです。
バイエルに併用しているので、伴奏がシンプル。
和音をもとにした伴奏が多いので、ペダルの練習に向いています。
本書を選んだ理由の一つです。
まとめ
大人のかたの再開ピアノレッスンで使う曲集をご紹介しました。
生徒さんの要望、教本とのバランス、曲集を使う目的などを考えて、選びます。
再開する場合のレベルは、皆さん違います。参考程度にしていただければ幸いです。